パートナーの浮気で悩んでいる人の中には、自力で証拠をつかもうと考えている人もいると思います。

また、小型カメラや防犯カメラで素人が撮影した映像が、浮気の証拠として立証されるのか?についても紹介していきます。
浮気調査に便利!最新のおすすめ小型カメラ(監視カメラ)
ユーチューバーが人気の今、スポーツなども撮影可能なアクションカメラをはじめ、様々な小型カメラが簡単に手に入る時代になっています。
もちろん、アクションカメラで浮気現場を隠し撮りをする方法もありますが、相手にバレてしまう可能性を考えると、なるべくカモフラージュできる種類のカメラの方が安心ですよね。

小型カメラ(防犯カメラ)単体で購入して自分で仕掛ける
まず王道は、なんの細工もされていない小型カメラや防犯カメラそのものを購入して自分で仕掛けていく方法です。
一口に小型カメラと言っても性能は様々で、長時間の録画に対応できるものもあれば、暗闇でも相手にバレずに鮮明な映像を記録に残せる種類のものもあります。
ただし問題は、浮気現場の証拠を押さえるために小型カメラ単体をどこにどのように取り付けてパートナーにバレないようにするか?ですよね。
なので、小型カメラを単体で購入するのは、メカに強く細工能力がある器用な人に限られた方法です。
そのため、小型カメラに精通していない人は、下で紹介するようなターゲットにばれにくいタイプのカメラの購入をおすすめします。
身の回り品でカモフラージュした内蔵型小型カメラ
小型カメラを単体で購入して浮気現場に仕掛けるのが難しい人には、始めから日用品の中に小型カメラが内蔵されているものを使用することがおすすめです。
相手にバレにくくメジャーな内蔵型小型カメラだと、以下の三つが有名です。
メガネ
一見普通のメガネですが、実はメガネのブリッジ(目と目の間で鼻にかかっている部分)に小型カメラが内蔵されています。
この小型カメラ内蔵型眼鏡が一番人気の理由は、自分の目線をそのまま映像として記録に残すことができる点です。
撮影したはいいものの焦点がずれていたり、肝心の対象がフレームアウトしていた・・・という事態を避けることができますね。
または、普段からメガネをかけている人であれば、家の中に置いておいても不自然ではなくバレにくいでしょう。
ペン
万年筆のようなペンのクリップ(引っかける部分)に小型カメラが内蔵されています。
ペンであれば手に持っていても不自然ではありませんし、ジャケットの胸ポケットに引っ掛けておくことで、手を使わなくても証拠を撮影することができます。
ペン型のカメラであれば、尾行に使うのではなく、寝室などに置いておいてもバレにくいです。
腕時計
腕時計の文字板の所に小型カメラが内蔵されています。
普通に時計としての機能も果たしているので、頻繁に視線を落としても違和感はありません。
ただし、実際に撮影を行うには腕時計の向きを不自然な形で静止させなくてはいけないので、どちらかというとプロの調査員が至近距離で撮影する時に用いられる道具です。
ライター
タバコを吸う人であれば、ジッポ型ライターで小型カメラが内蔵されているものもあります。(ライターとして火をつけることも可能です)
ジッポであれば、クセのように手に持ちながら蓋を開けたり閉めたりしている人もよくいるので、バーカウンターなどで上手に使えばキレイな映像を残すことができるでしょう。
このライター型のカメラも自宅に置いておいて撮影する場合でも、違和感なく馴染むでしょう。
贈答品としてカモフラージュした内蔵型小型カメラ
次に紹介するのは、パートナーの家に小型カメラを仕掛けたい時に便利になるカモフラージュグッズです。
プレゼントと称して送ることで、浮気現場の決定的証拠を残すことができるかもしれません。
置き時計
時計の文字板の所に内蔵型カメラが仕掛けてあります。
なぜ置き時計かというと、ほとんどの場合置き時計は、寝室のベッドに置かれることが多いからです。(当然文字盤をベッド側に向けて)
この特性を利用して、パートナーの浮気の決定的証拠を残すことができます。
デジタルフォト
写真立ての代わりにデジタルフォトを活用している人も増えています。
二人の思い出の写真を送信する名目で、小型カメラ内蔵のデジタルフォトをプレゼントする方法も使えます。
ただし、置き時計に比べると、浮気中のパートナーにしまわれてしまうリスクは高くなってしまいますね。(浮気相手に興味本位で写真を見られるのを避けるため)
もしもパートナーの家(もしくは自分も一緒に住んでいる家)に小型カメラを仕掛けるのであれば、他にも色々と方法はあるでしょう。
ただし、頻繁に出入りできるような環境ではない限り、小型カメラの充電や回収などがうまくいかないので、そこまでの仲に至っていないパートナー相手には敷居が高い方法かもしれません。
スマホを小型カメラとして活用する方法
違和感なく小型カメラの機能を活用することができるのはスマートフォンです。
どこでも取り出しやすく何かを調べているような素振りをしていれば、映像を記録に残しているとは一見バレにくいです。
小型カメラ内蔵型スマホ
どのスマホにも小型カメラが内蔵されているのでは?と思うかもしれませんが、スマホの中には隠し撮りを目的として作られたカモフラージュ用の端末も売られているのです。
このスマホを使えば従来のスマホよりも鮮明で、バレるリスクを避けながら浮気の証拠を撮影することができます。
スマホケース
スマホ本体で撮影するのではなく、スマホのアクセサリーに小型カメラを内蔵することでスマホをいじる演技をしながら浮気の証拠映像を撮ることができます。
メリットとしては、肝心のスマホの画面には撮影している映像が映し出されていないので、第三者から見られた時にも不信感を持たれないことです。
充電器
パートナーの家に出入りすることができるのなら、小型カメラが内蔵された充電器を利用する方法もあります。
「忘れた」というていで、そのまま充電器をパートナーの家に置いてくることもできますね。
充電器には盗聴器の機能を兼ね備えたものもあり、映像だけではなく鮮明な音声をも証拠として残すことができます。
アプリ
あえてお金をかけて仕掛けをしなくても、無料でダウンロードできる「相手に撮影していることがバレないカメラ機能」のアプリがあります 。
撮影開始時の音が出なかったり、相手のスマホにこっそりダウンロードすることで遠隔でカメラ機能を起動させることができるアプリまで開発されています。
浮気の証拠の撮影に使える小型カメラの値段はいくらぐらいするのか?

購入場所は家電量販店や専門店の他にも、ネット通販などでも手に入れることができます。
ただし、性能と値段はある程度比例するので、しっかりとした鮮明な証拠を残したいのであれば、1つ桁数が多い金額の小型カメラを購入した方が良いでしょう。
高価なものになるほどできる機能も増え、映像記録時間や1回の充電の持ち時間なども長くなります。
ただし、上を見てはキリがありません。
浮気調査のプロの探偵が使うような小型カメラはさらに0の位がもう一つ増えていきます。
果たしてここまでお金とリスクをかけて本当に小型カメラを用意する必要があるのか?ぜひ次の章も読んで検討してみてください。
小型カメラで撮影した映像は浮気の証拠として成立するのか?
色々な小型カメラを紹介してきましたが、実際にこれらの製品で撮影に成功した浮気の証拠はいざという時の正式な証拠として利用することはできるのでしょうか?

具体的にどのようなことなのか、いくつかの例を挙げて紹介していきましょう。
相手に浮気の事実を突きつけるだけの目的なら使える
そもそも小型カメラで撮影した映像をどのように使うか?によっても、判断基準は変わっていきます。
ただ相手に「これってどういうこと?」と問い詰めるだけの材料として使うのであれば、小型カメラで撮影した映像だけで十分説得力はあるでしょう。
問題は離婚調停などの裁判で「正式書類」作成のために自分で撮影した映像を使いたい場合です。
離婚裁判や慰謝料請求の裁判で証拠として採用される映像とは?
映像撮影の目的が将来を左右するような証拠として使う場合は、「相手が言い逃れできないような客観的な証拠」である必要があります。
裁判となれば当然相手側にも弁護士がつくわけなので、感情だけで話し合いが進んでいくことはありません。
「これはクロでしょ」と明らかに思うような内容だとしても、そのことをきちんと説得できるだけの材料が揃っていないと相手弁護士はもちろん、調停員を納得させることはできません。
具体的には、
ポイント
・撮影された時の日時
・撮影された場所の名前
・撮影された時の状況
最低でもこの三つは、映像の中でわかるような証拠が残っていないといけません。
日時に関してはほとんどの小型カメラに標準となって残される機能ですが、対象者だけを撮影することに集中していると、肝心の「どこで誰と何をしていたか?」ということが曖昧になってしまいます。
「二人で仕事の話をしていただけ」「実は隣に同席している他の人がいた」などと証言されても、それを裏付ける映像が残っていない限り太刀打ちすることができません。
したがって、もしも自力で裁判等でも利用できる浮気の証拠をつかみたいと考えている人は、感情的にならずに客観的に証拠となるような映像を残せる「知識+俯瞰力」と「技術+訓練」が必要です。
注意!小型カメラを自分で行う浮気調査に使用することの危険性
さらに小型カメラを使用した自力での浮気調査には、もう一つ注意しなくてはいけないことがあります。

そもそもわいせつ目的でなければ、隠し撮り自体を取り締まる法律は日本にはありません。(もしあれば事故現場の野次馬やユーチューバーのほとんどは取り締まり対象ですね)
つまり、公共の場において撮影する分には、法的に訴えられるリスクはないのです。
逆に訴えられてしまう可能性があるのは以下の3点です。
注意ポイント
・住居侵入
・不法侵入
・ストーカー行為
「住居侵入」には、プライバシー保護の観点も含まれています。
法的な同居の事実がない限り、パートナーの家に無断で小型カメラを仕掛けることは、後から住居侵入として訴えられてしまう可能性があります。
「不法侵入」とは、小型カメラを仕掛けたいばかりに相手の許可なく勝手にパートナーの家に入り込む行為そのものを訴えられることです。
また、張り込みや尾行の時に、いい写真を撮ろうとうっかり第三者の敷地内に入ってしまうことでも違法性を訴えられる場合があります。
また、これらの過剰に相手のプライバシーに踏み込むような行動そのものを「ストーカー法違反」で訴えられてしまうことも例外ではありません。
自力で浮気調査をする際にはこれらのリスクを十分念頭に置いて、 一度冷静になって判断する必要があります。
もし、万が一撮影行為が違法だと認定された場合は、記録に残した証拠がすべて無効になってしまうので気をつけてください。
小型カメラで自分で浮気の証拠を掴もうとするよりよりプロの探偵を頼ってみよう
最新の小型カメラはとても魅力的ですが、リスクを冒してまでチャレンジするほどの意味は本当にあるのでしょうか?
場合によってはパートナーとの信頼関係を失ってしまう可能性もあります。

浮気調査のプロの調査員であれば、当然証拠を撮影するための機材を揃えていますし、素人が用意する機材とは比べ物にならないほどの立派なカメラです。
さらに裁判に有利になるような証拠の残し方も熟知しているので、素人が何ヶ月もかけて練るような計画を、一週間ほどで解決してくれることも少なくありません。
ただし気になるのは、探偵事務所に浮気の証拠を掴んでもらうための費用ですね。
一般的に探偵事務所は調査にかかった時間で報酬が決まるので、事前の情報量が多いほど短時間で終わり、10万円以内の予算でしっかりとした証拠を残してくれる探偵事務所もあります。
なんといっても探偵事務所が一番安心なことは、絶対に相手に浮気調査を密に行っていることがバレないということですね。
もっとも、はやる気持ちから「自分で浮気の証拠を撮影したい!」という思いは理解できますが、客観的に冷静に状況を分析するためにも、プロの力を借りることはけっして無駄な費用ではありません。
ぜひ、一度いろんな探偵事務所のホームページをチェックして、気になるサイトを見つけたら無料相談の電話をかけてみてはいかがでしょうか。
リーズナブルな探偵事務所も増えてきていますよ!