パートナーの浮気で悩んでいる人は、いてもたってもいられなくて少しでも早く事実を知りたいと思っています。
もしかしたら探偵事務所に浮気調査の依頼を考えている人もいるかもしれませんが、「その前にできる限り自分で確かめられる部分は確かめておきたい!」と思うもの。
自力でできる3つの浮気調査方法
その過程とは、「チェック」→「捜査」の二段階。
ここで言う「チェック」とは、本当にパートナーが浮気をしているかどうかをあらゆる観点から探っていくことです。
そして「捜査」とは、チェックの段階で明らかになった怪しい部分について具体的に証拠を掴む為に動くことを言います。
それではまず、浮気調査をする大前提として必要な「パートナーの浮気をチェックする方法」について紹介していきます。
自分でできる浮気チェック方法その1~持ち物チェック
難易度:低
一番怪しまれずにパートナーの浮気をチェックする方法です。
パートナーが不在の時に、パートナーの持ち物を確認していきます。
例えば、パートナーの鞄やコートのポケットなど、普段身につけている物から証拠品を探します。
仕事とプライベートで、持ち歩いている鞄が違う場合はチャンスですね。
また、女性の場合は、浮気の時には下着から新調する傾向があるので、見たこともない下着や普段塗っているところを見たことがない色のマニキュアなどがある場合は、要チェックです。
さらに、そうそう替えることがない財布を見られる機会があれば、財布の中は浮気の証拠の宝庫です。
パートナーがお風呂に入っている間などの隙を狙って、証拠になりそうなレシートや名刺などを写真に収めて、元に戻しておくようにしましょう。
自分でできる浮気チェック方法その2~書類のチェック
難易度:低
自宅に保管されているパートナーの書類から、浮気の証拠を掴んでいく方法です。
代表的なものには、クレジットカードの明細やDMハガキがあります。
クレジットカードの明細であれば家族カードを共有している場合、家族にも明細書を見る権利があります。
明細書には必ず使用した日時と支払先が記載されているので、見覚えのない支払い先の情報をネットで検索すると良いでしょう。
また、パートナー名義で届いた封書を勝手に開封することはできませんが、ハガキであれば内容を確認することができますし、封書に書かれている企業名を検索してパートナーが普段利用しているお店やサービスの情報を収集することができます。
自分でできる浮気チェック方法その3~履歴のチェック
難易度:中
情報のほとんどがネット上で管理されている現在では、スマホやSNSからパートナーの行動を探っていく方法が現実的です。
ただし、たとえパートナーとはいえ、勝手にスマホやパソコンを操作することは簡単ではありません。
本当に浮気をしているパートナーほど慎重になっているでしょうし、運よくパスワードが分かったとしても、ログインしたことが記録に残ってしまう端末もあります。
その辺を考慮して、怪しまれずに履歴のチェックを行う方法は、自家用車のカーナビとSNSから探る方法です。
まず、自家用車のカーナビには、目的地の検索履歴や走行した場所が地図上に塗りつぶされる機能がついていることがあります。
自分自身も運転をする場合は、意図的にカーナビを操作しても怪しまれることはありません。
また、それらの履歴が消されている(もしくは残らない設定になっている)時点で、パートナーの浮気を疑う要素にもなりますね。
また、SNSは自分の端末からパートナーの行動をチェックできる最高のツールです。
特にInstagramやフェイスブックには足跡機能がないので、どんなにチェックしても相手にバレることはありません。
ここでおすすめの浮気チェック方法は、パートナーのアカウントだけではなく、パートナーのフォロワーをチェックしていく方法です。
パートナーのフォロワーの行動も漏れなくチェックしていくことで、フォロワーからパートナーとの浮気の影にたどり着くことがあるからです。
もしも、持ち物チェックで控えていたお店と同じお店で食事をしているフォロワーがいれば・・・。
こんなことから自分が調べてきた証拠の、点と点が結びついていくことがあるんです。
-
レディース有吉で紹介された浮気調査の方法を紹介!スマホ(iphone)の位置情報や体重計を使った裏技!
レディース有吉で紹介されていた自分でできる浮気調査方法は、スマホの位置情報を利用してパートナーの行動を把握するのと、体重計を使った方法になります。 そこでこの記事では、具体的にどのような方法がレディー ...
続きを見る
自分で浮気の証拠を集めたら行動へ!自力でパートナーの浮気現場を押さえる5つの方法
ここでは、素人でもできる浮気捜査の方法について五つ紹介します。
素人ができる浮気捜査その1~尾行・張り込み
難易度:中
尾行や張り込みは、最も原始的な方法ですが、実際に探偵事務所でも基本となっている調査方法です。
もしも自由に動ける時間を確保できるのであれば、パートナーの浮気しそうなタイミングを狙って、そっと後をつけていく方法があります。
また、持ち物チェックやSNSでよく利用する店を掴んでいるのであれば、そのお店の近辺で張り込みを行うことも有効です。
この際、どうしてもパートナーにバレてしまう不安がある人は、気心知れてパートナーと面識がない友人に尾行を依頼しても良いでしょう。
素人ができる浮気捜査その2~聞き込み
難易度:中
パートナーに怪しまれない範囲で、パートナーと接点がある周囲の人から情報を聞き出す方法があります。
ただしここでは、パートナーの肩を持つ相手かどうかをしっかりと見極める必要がありますね。
万が一パートナーの周辺を嗅ぎまわっていることがバレてしまったら、調査が難航することはもちろん、パートナー自身の尊厳を奪ってしまうことになります。
なので、あからさまにぐいぐいとパートナーの行動を知人から聞き出すのではなく、「そういえば最近ウチの人に会った?」「こないだウチの人と一緒に食事に行った?」などと世間話程度に話をふるぐらいでとどめておくことがおすすめです。(違ったとしても「ごめん勘違い!」とごまかせる程度の会話)
素人ができる浮気捜査その3~GPSをつける
難易度:中
パートナーの持ち物にGPSを付けるのは難易度が高いイメージかもしれませんが、つけるための目的がはっきりしているのであれば、実はさほど難しいことではありません。
例えば、パートナーと共有している車内にGPSをつけたり、スマートフォンに元から付いているGPS機能をオンにしてもらうように依頼することは、浮気調査以外の目的を理由にすることができるので、深く考えずに同意してくれるパートナーも多いです。
一方で、意図的にパートナーのカバンにGPS機器をつける方法は、チャンスを伺うタイミングも正しいつけ方も難しく、万が一バレてしまったことを考えるとリスクが高い方法です。
素人ができる浮気捜査その4~盗聴する
難易度:高
盗聴器となると大げさでお金もかかりますが、ボイスレコーダーであれば比較的安価で購入できます。
ただし、いつどのタイミングで盗聴器をセットするかは難易度が高く、パートナーの浮気現場にあらかじめ仕掛けておくことは現実的に難しいでしょう。
また、盗聴そのものは日本では法に触れる範囲が広く、自分が住んでいる家に防犯のために仕掛けるか、たまたまそこに出くわして音声を録音していたというケースでしか認められません。
つまり、違法性がないと認められたケースでのみ証拠として採用されるので、危険を冒してまで盗聴の作戦を取るのは賢明とは言えません。
素人ができる浮気捜査その5~浮気チェックアプリ
難易度:高
いろんなアプリがある中で、パートナーの浮気調査に使えるアプリもたくさん存在します。
とはいえ、もともとそれらのアプリは、浮気調査目的として作られているわけではなく、端末を紛失した時の防犯対策や、パートナーや仕事仲間と遠隔操作で情報を共有するために作られているものがほとんどです。
したがって、アプリと言えば気楽に利用できそうですが、実際には双方の端末にアプリをダウンロードする必要があり、そう簡単にはパートナーの浮気チェック目的としては利用することができません。
-
浮気調査ができるスマホアプリのおすすめランキング!相手にバレやすいアプリとバレにくいアプリがわかる!
「パートナーの行動が怪しい」「もしかしたら浮気をしているのでは?」と、悩んでいる人はいると思います。 このような時に探偵事務所に依頼する方法もありますが、調査料金もかかりますし、なかなか敷居が高いもの ...
続きを見る
自力での浮気調査をうまくやるための4つのコツ
ただし、感情の赴くままに浮気の証拠を掴もうとすると、途中で失敗してしまうケースも考えられます。
そこでこの章では、素人でもできるだけ円滑に浮気調査を成功させるポイントを四つお伝えします。
浮気調査を失敗しないために~記録に残す
日頃のパートナーの行動パターンや知り得た情報を、事細かく記録に残しておくことが大切です。
なぜなら事実を忘れないためでもありますが、紙に書くことで時系列的にパートナーの行動を把握することができるからです。
また紙に書く行為は、パートナーの浮気にモヤモヤしてハヤる気持ちを抑えてくれる効果があります。
浮気の調査は何よりも自分自身が冷静になることが大切。
客観的な分析能力を身につけるためにも、思い込みを一切排除した事実だけをノートに書きとめていくことを行ってください。(万が一その後探偵事務所に浮気調査を依頼することになった場合も、そのノートがとても役に立ちます)
浮気調査を失敗しないために~証拠を残す
浮気捜査で見たことは、映像として証拠に残すことが大切です。
この場合の映像とは、写真や動画のことですね。
特別なカメラを用意する必要はなく、スマホの撮影で十分です。
ただし、パートナーの言い逃れを防ぐためには、パートナーと浮気相手の写真だけを残しても意味がありません。
「いつ・どこで・誰と・どのように」が明確にわかるような証拠を残すことが重要で、日時やお店、周りにいた人、持っていたものなどもわかるような写真を数枚撮っておくと、より説得力があります。
なお、スマホには撮影時に音が出ない設定にできるアプリもあるので、活用するとよいでしょう。
浮気調査を失敗しないために~日常生活は崩さない
パートナーの浮気調査を始める時には、できるだけそれまでの生活パターンやパートナーとの接し方を変えないことが大切です。
なぜなら、不機嫌になったり勘ぐりすぎたりすることで、相手から「浮気を勘づかれているのでは?」という印象を持たれてしまうからです。
必要以上にいつもより優しすぎてもいけません。
あくまでも日常生活となんら変わらないように努め、自分自身のルーチンは崩さないようにしたり、会話がないカップルは会話がないままでいることが大切です。
浮気調査を失敗しないために~異性心理を学ぶ
あらかじめ浮気をする人の心理を学んでおくこともプラスになります。
この手の本は書店にもたくさん並んでいますし、ネットにもたくさん実体験が載せられていますね。
この時、参考になるのは、浮気をされた側の意見ではなく、浮気をしている側の投稿に着目することです。
そのことで浮気をする側の気持ちや、どのようなことに注意しながら生活を送っているかを知ることができます。
「蛇の道は蛇」とは、まさにこのことですね。
自力で浮気調査をする際の4つの注意点
以下のリスクを承知の上で、実行に移すかどうかを判断してください。
注意点1~バレた時にまねく悲劇
最も危険で、実際にこれから浮気調査を始めようか悩んでいる人が不安に思っている点ですね。
万が一、こっそりと浮気調査をしていることがパートナーにバレてしまったら、全ての計画がパーになってしまいます。
それだけではなく、パートナーからの信頼も失い、今後の関係の存続も危うくなります。(相手がシロだった場合はなおさら)
したがって、自力で浮気調査を始める人は「バレるかもしれない」という前提で、自分の浮気調査能力を過信しないようにすることが大切です。
注意点2~限界がある
素人の浮気調査には限界があります。
なぜなら、見ていないようで意外にも自分の行動は多くの人に見られていますし、浮気が事実であるほどターゲットの勘も鋭くなっています。
また、尾行や張り込みも、相手が車で移動した場合や、張り込み先に死角がなく姿をひそめるのが困難な時に出くわすこともあるでしょう。
証拠だってそうそう簡単に、鮮明な写真が撮れるとは限りません。
暗闇や距離が遠すぎるなど、撮影したはいいけれど本人かどうか特定できないような写真では、とうてい浮気の証拠として使うことはできませんよね。
このようなことから、素人がプロ並みの証拠をつかむためには相当なムリがあることをわきまえておく必要があります。
注意点3~証拠として弱い
注意点2と関係していますが、素人の力で掴んだ浮気の証拠は、現実問題として裁判では証拠として認定されないものが多いんです。
理由は様々ありますが、そもそも証拠として弱いものもあれば、「これぐらいでは浮気とは認定されませんよ」という種類のものもあります。
その点プロに浮気調査を依頼すると、最初から裁判として有利に使える証拠を残すことを前提に調査を行ってくれるので、かなり確実な証拠を残してもらうことができます。
なので、「労力をかけたわりには、結果として残らない」ということを承知の上で、自力での調査を行うようにしてください。
注意点4~違法性を訴えられる
素人が浮気調査をする上で一番注意をしなくてはいけないところです。
たとえ身内とはいえ、踏み込んではいけない範囲が法律で決められています。
例えばパートナーの別宅に盗聴器をしかけた場合、「電波法」「ストーカー規制法」「住居侵入法」などで訴えられる可能性があります。
また、よりよい浮気の証拠写真を撮影するために踏み込んだ場所がうっかり私有地だった場合にも、住居侵入を咎められます。
もとを辿ればパートナーの不貞行為が引き金だったのにも関わらず、せっかく残した証拠が認定されないどころか、逆に訴えられてしまうなんて酷な話ですよね・・・。
日本にもかつて浮気を処罰できる姦通罪が昭和22年までありましたが、現在は残念ながら浮気をした人よりも、そのために行き過ぎた調査をした方が罪に問われる時代なのです。
自分で浮気調査をする方法まとめ
自力で浮気調査をする方法や難易度、注意点について紹介してきました。
この記事を読んで、「この方法なら試せるかも」と思った人もいれば、「やっぱり自分でやるにはリスクが大きいな・・・」と感じた人もいるでしょう。
このようにやるからには自己責任が伴うのが、浮気調査のネックなんです。
もちろんある程度の費用はかかりますが、自力で浮気調査をするにしてもそれなりの出費は必ずあるもの。(まず自分の貴重な時間がとられます!)
費用対効果と将来に備えた確実な結果を考えたい人は、ぜひ探偵事務所への依頼も視野に入れて慎重になってみてください。